スマホを開けば、AIの新しいニュース。
昨日まで「これが最新です」と言われていたものが、今日にはもう古くなっている。
そんなスピード感の中にいると、
「結局、何をどうしたらいいの?」
「もうこのスピード感についていけない。私には無理」
こんな気持ちになってしまうこと、ありませんか?
① 情報が多すぎて、動けなくなるのは当たり前
動けなくなっている自分に気づいてあげる
「置いていかれないようにしなきゃ」
「もっとちゃんと勉強してからじゃないと、使いこなせない」
そんなふうに、真面目な人ほど、完璧な準備を求めて動けなくなってしまうのかもしれません。
私も真面目族のひとりなので、非常によくわかります。
調べれば調べるほど、やるべきことは増えていって、
結局何から手をつけたらいいのかわからなくなる。
でも、その足踏みは、それだけ真剣に向き合おうとしている証拠ですよね。
「あれ?私、なんか動けなくなってない?」
そう気づいたら、まずは調べることをお休みしてみる。
一生懸命でいっぱいいっぱいになっている自分に、気づいてあげることが大事です。
② 失敗しない方法は探さない
重すぎる装備を置いて、少し身軽になってみる
皆さんが動けなくなっている理由は、そもそも何なんでしょうか。
私は「失敗したくない」という気持ちから、情報を集めすぎてしまうことが多いです。
でも、気づけば情報を集めること自体が目的になって、
重い装備を整えることに一生懸命になっている自分に気づきます。
世の中の環境も、AIの機能も、驚くほどの速さで変わっていきます。
完璧に準備が整ったと思った頃には、もう前提が変わってる。
結局、最初から完璧な装備なんて一生整わないんですよね。
あっという間に時代遅れになる重すぎる装備なんて、持っていても意味がない。
それなら、「心臓だけは守る」という最低限の装備で出かけ、
擦り傷や切り傷を負いながらも前に進む。
これなら、得られるのは情報ではなく、自らの経験になります。

実体験、ってことだね!

自分で体験した後だと、
もともと手にしていた情報の見え方が変わることもあるよね。
③ 差がつくのは「失敗しない人」じゃない
自分を守るために小さく試す
一歩先へ進んでいる人って、どんな人なんでしょう。
例えば、AIの世界で一歩先に進んでいる人も、
最初から上手くできていたわけではないはずです。
ただ、人より少しだけ早く「小さく試してみた人」。
それだけなのかもしれません。
スモールスタート。
それは、決して雑に始めるということではありません。
たとえ転んでも擦り傷で済むくらいの、小さな実験を繰り返すということ。
失敗をゼロにするのではなく、失敗の影響を最小限にするための、優しい知恵なんですよね。
私は最近になってようやく、
とりあえず試してみて、失敗したらなぜ失敗したかの仮説を自分なりに立てて、また挑戦する、
というスモールスタートの重要性が自分の中にストンと納まった気がします。
④ 私が試した2つのスモールスタート
夕飯メニューの相談から始まった、小さな実験
私が最初に試したAIのスモールスタートは、
実はとても地味なものでした。
スモールスタートの重要性がわかってきたとしても、次の問題があります。
どうやって最初の一歩を踏み出すのか、です。
私も、AIを使いこなすためには何をどうやってAIに聞けばいいんだろう、と悩み、
プロンプトの正解をネットやXで探しまくっていた時期があります。

Google Keepに溜めまくったプロンプトメモは、
負の遺産になりかけてました。
これはいかん!と思い、プロンプトのメモ保存は休憩。
さっそく家事と仕事に関して一つずつ、AIを使った小さな実験開始です。
- 夕飯のメニューを考えてもらう(家事)
- AIで効率化ができることは何か提案してもらう(仕事)
ちなみに、この挑戦での気づきは、
「背景を伝えること」がとても大事だということでした。
- 夕飯のメニューは、「家にある材料を伝えてから」
- 効率化できる業務は、「自分がどんな仕事を普段しているか伝えてから」
どうやったら、自分が欲しい回答を、スムーズに出してくれるのか。
そんな小さな試行錯誤を繰り返すうちに、少しずつ、自分なりの使い道が見えてきました。
ちなみに、負の遺産になりかけていたプロンプトメモも、
実験を重ねるたびに内容の理解度が上がっていき、今は生きたメモになっています。
大きな成果を狙う前に、日常のほんの一コマをAIに預けてみる。
その積み重ねが、私の景色を少し変えてくれました。
⑤ 遠回りしないための近道もある
完璧を手放した先に、見えてくるもの
急がば回れ、という言葉がありますが、
真面目族の場合は、その言葉が「一歩を踏み出さない理由」になってしまうこともある。
完璧を目指して準備し続けるよりも、
「とりあえず、これだけやってみよう」
と小さく動くほうが、結果的には早かったりするんですよね。
私の場合、AIや英語に挑戦している最中なのですが、
どんな挑戦にも同じことが言える気がします。
情報の海で溺れそうになったときこそ、
いったん岸に上がって、足元の小さな砂利を一つ拾い上げてみる。
その小さな一歩が、自分だけの「ちょうどいい形」に繋がっていくはずです。
遠回りしているようで、実はそれが一番の近道。
「スモールスタート」という選択肢を、自分に許してあげてほしいなぁと思います。
ちなみに私は、
完璧に準備してから始めるよりも
「60点でまずやってみる」という考え方を大事にしています。
完璧主義で動けなかった自分の話は、
こちらの記事にも書いています。

